サークルピックアップ

着付けサークル 着付けサークル

きつけサークル

月4~5回設定 メンバー入れ替わりでお稽古
不定期 午前中(9:30~12:00)

大野中公民館で、3年前から始まった「きつけサークル」。2階の茶室で着付けのお稽古をしています。
メンバーは十数人。コロナ以降は、月に4~5回設定された日程に合わせて、メンバーが交代で参加。

季節の行事に合わせた練習

着付けには2パターンあります。
◆自装・・・自分で着物を着る
◆他装・・・他の人に着物を着せる
現状は「他装」が中心で、ペアを組んで交代で着付ける練習。季節の行事(成人式、七五三、入学式等)に合わせて練習内容が変わります。今回は、成人式の前撮りや七五三のために、振袖や訪問着の練習でした。

一つひとつの積み重ね

1回目の練習。「お願いします」の声で一斉に、きちんと準備された着物一式へと手が伸び、なごやかにお話をしながらではありますが、慣れた手つきできつけが始まります。
先生は「着物を着るにはたくさんの工程がありますが、一つひとつ丁寧にすることが大事」とお話しされていました。きちんとしわを伸ばすなど、丁寧に確認しながらの作業が続きます。

3組が練習中、先生はそれぞれのペアによく声をかけられていました。アドバイスをしたり、質問に答えたり、手直しをしたり、実技をしたり。参加のみなさんで学びを共有しながら、開始から45分ほど経って、1回目の着付けが終了。
着付けが終わると、完成した帯を見ながら、みなさんで「ここはどうなっているの?」と、勉強会がはじまりました。先生からも「ここに気を付けて」といくつかアドバイス。さぁ、次はペアで交代して、2回目の練習開始です。

着付けは、実践あるのみ!

「今日は、短めの帯でやってみます」という方がいて、理由を聞いてみました。着付けは、実践を繰り返すことが一番の勉強と言われるそう。現場に行くと、その時に初めて見た着物や小物で完成させないといけないことも。数年前に成人式の日に振袖が届かないという事件があってからは、お母様やおばあ様の着物・帯をご用意される方も多くなったようです。古い帯は短いこともあるので、今回はそれを想定しての練習。

練習の時はたっぷり45分使えても、現場では30分ほどしかないことがほとんど。実践に向けた練習や小物の準備をしっかりすることで、確実に着付けの時間は短くなる。また、振袖の着付け等は流行りもあり、日々勉強とのことでした。

「きつけサークル」は、終始なごやかで楽しい雰囲気の中にも、先生やみなさんの着付けに対する熱いが伝わってくる素敵なサークルでした。

レッスンの流れ(約2時間半)

  1. ごあいさつ
  2. ペアになり、前半の着付け開始。
  3. 45分ほどかけて完成した着物を見ながら、先生よりアドバイスタイム。
  4. 着物を脱いで、今度はペアで着付けを交代。
  5. 45分ほどかけて2回目が完成。
  6. 完成した着物を確認しながら先生よりアドバイスタイム。
  7. 最後にごあいさつをして終了。

参加者について

今のメンバーは、自装(自分で着物を着る)ができて、他装(着物を着せる)の練習に通われている方がほとんどです。
今のところ他装の練習が中心ではありますが、自装に興味がある方も大歓迎とのことでした。

参加ご希望の方は、大野中公民館までお問い合わせください。

サークル活動にかかる費用

参加費
場所代負担として 1回300円
着 物
着物は、各自ご持参いただいています。
その他
自装を希望の方:1回500円(場所代の300円も含む)
自装・他装を問わずご参加いただけます。ぜひ、ご相談ください。

先生からのメッセージ

増田先生

( ます )( ) 幸子 先生

きつけサークル

コロナ以降は、感染症防止対策やメンバーを交代しながら、着付けのお稽古を続けています。長く通われる方が多いので、今は他装が中心となっていますが、着物に興味のある方でしたら、自装のお稽古も可能です。
初心者の方も大歓迎ですので、ぜひご相談ください。
楽しい雰囲気の中、一緒に着付けを楽しみましょう。