津久井中央公民館長の井登志子です。
2019年10月に発生した令和元年東日本台風(台風19号)は、全国に大きなつめ跡を残し、市内においても、特に津久井地域に甚大な被害をもたらしました。
あらためて、被災された皆様方に心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早く心穏やかな日々に戻られますよう、お祈りしております。
また、ここ数年は、新型コロナウイルスが猛威を振るい、事業の実施も難しい状況でありましたが、令和4年度以降、ようやく公民館も少しづつ以前のように事業を行うことが出来るようになってきました。
依然、新型コロナウイルス感染症が完全に収束したわけではありませんが、利用者の皆様には、長期に渡り感染防止にご協力いただき深く感謝申し上げます。
さて、当公民館は、津久井地区全域という広い館区と、市内32館の中でも、定員415名という唯一本格的なホールを持つ公民館です。こうした特性を活かしながら、地域の皆様に親しまれ、どなたでも気軽に足を運んでいただける公民館を目指してまいりますので、より一層のお力添えをお願い申し上げます。
青根公民館長の松本雅之です。
青根公民館は、緑区役所青根出張所・津久井消防署青根分署と一体化した複合施設です。住民の暮らしに密接に関わる行政機能が一つに集約されたことにより、地域拠点として期待が寄せられている公民館です。
また、津久井地域にあった公民館が地域センターへと姿を変えた今、旧館の中で唯一の存在となってしまいましたが、津久井中央公民館の分館的施設としても運営されています。
青根は、地元の公民館のない時代にあってさえ、公民館活動が盛んだったという実績を誇る地域です。さらに、旧公民館は、青年団・婦人会・地域や各種サークル活動などの活動拠点として、また地域住民の交流の場として、地域密着型活動の輝かしい歴史を刻んできたと聞いています。
しかしながら最近は、過疎化による人口減少、限界集落と呼ばれるほどの高齢化等の余波を受け、往時の活性が失われつつあることも事実です。そして、地域の持続的発展に資する活動が大いに求められている現状もあります。
そんな今日的課題や、多様化する学習ニーズに目を向けながら、スタッフや住民の皆様と共に、社会の変化に応じた公民館の在り方を模索していきたいと思います。生涯にわたって学び続ける住民一人ひとりの人生の豊かさに少しでも寄り添える公民館でありたいと考えます。
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